MySQL マスターとスレーブのログについて

MySQL バイナリログとリレーログ

マスタには「バイナリログ」、スレーブには「リレーログ」と呼ばれるファイルが作成される。
バイナリログにはデータを更新する処理のみが記録され、参照系のクエリなどは記録されません。
また、バイナリログはレプリケーションの他にも、古バックアップからの更新分のみを保管したい、
といった場合にも使われます。
バイナリログはテキスト形式ではないので、直接エディタで開いてみる事ができませんが、
mysqlbinlogコマンドでテキスト形式に変換する事ができます。

リレーログとは、スレーブのI/Oスレッドが、マスタから更新ログ(更新系のクエリを記録したデータ)を受け取り、
スレーブ側に保存したものです。
したがって、その内容はバイナリログと同じです。
ただ、バイナリログと違い、必要がなくなるとSQLスレッドによって自動的に削除されるので、
手動で削除する必要はない。